浴衣を着る前に必ず確認しておきたいのが、浴衣の着付けに必要な小物達。浴衣を着る当日にあれがない、これがないと慌てる事のないように、事前にしっかりとチェックをしておきましょう。
Contents
浴衣の着付けに必要な小物5つ
浴衣を着つける時に絶対に必要な小物と、絶対に必要ではないけど、あったら便利な小物をご紹介します。
浴衣を着つけるのに絶対に必要な小物①浴衣用インナー・スリップ
浴衣を着るうえで絶対に必要なのが、浴衣の下に着るインナーです。もちろん手持ちの長めのスリップでも代用可能ですが、よりキレイに快適に浴衣を着たいのであれば、浴衣用のインナーをお勧めします。『普通のインナーと変わらないんじゃない?』なんて声も聞こえてきそうですが、浴衣専用のインナーには3つのメリットがあります。
①浴衣用のインナーは体の凹凸が極力出ないように設計されており浴衣姿をより美しくみせてくれる。
②浴衣は汗をかきやすいので、吸収性の優れた素材で作られている。
③胸元や背中の衿ぐりが深く、浴衣から肌着が見えにくいデザイン。
また下着のラインや透け防止としても役だってくれるので、この先もずっと浴衣をきるのであれば、浴衣用のインナーが1枚あると便利だと思います。
浴衣を着つけるのに絶対に必要な小物②腰紐2本
すべりにくい素材でしっかりと結べるものを使用して、着崩れが起こらないようにしましょう。腰ひもは一般的に2本使用する方が多いのですが、体型が細身の方で、タオルで補正をする必要がある方は、できればプラス1本あると◎。
浴衣を着つけるのに絶対に必要な小物③前板
前板は帯の形が崩れるのを防ぎ、きれいに保つためのアイテムです。入れない人もいるかもしれませんが、浴衣ジェンヌでは必需品としています。前板がないと、帯の形が綺麗に保てず、時間とともに崩れてきてしまいます。また仕上がりの美しさも圧倒的に違うので、前板は必ずいれましょう。
浴衣を着つけるのにあったら便利な小物④伊達締め
伊達締めは腰紐の上からしっかりと押さえ、胸元の着崩れを防ぎます。 『腰紐をしっかり結べば伊達締めは必要ないのでは?』と思われる方も多いと思いますが、着崩れしないように腰紐をしっかりと結ぶと、どうしてもその部分が窪んでしまい、そのうえから帯を締めても綺麗なラインになりません。腰紐の上から伊達締めを締めればその窪みがなくなりますので、美しく浴衣を着つけたいという方は、ぜひ伊達締めを使用してみてください。この伊達締めには色々なタイプがありますが、お勧めはマジックテープタイプのもの。ワンタッチで簡単に巻けるので、初心者さんにもお勧めです。少しでも涼しくしたいというのであれば、メッシュ素材のものがお勧めです。
浴衣を着つけるのに絶対に必要な小物⑤コーリンベルト
コーリンベルトは使用しない人が多いと思いますが、コーリンベルトは着くずれを防ぐためのアイテムです。浴衣の着付け初心者さんやより綺麗な浴衣スタイルをキープしたいと言う人にお勧めです。慣れない着付けで崩れがちになる衿元を留めて、張りがあって綺麗な衿をキープしてくれます。
使用する際は、事前に肩幅くらいの長さに調整し、やや緩めにしておくのがポイントです。短すぎると衿元が詰まりすぎてしまったり、長すぎると綺麗にキープできなかったりするので、長さを調整をしながらサイズを確認しましょう。コーリンベルトの使い方は、下の動画で分かりやすく説明しています。
5つのアイテムを全て使用して、着付けた浴衣スタイルがこちら↓↓
どうですか?綺麗に浴衣を着つけられていますね(*´ω`*)今年の夏は、より美しい浴衣姿になるように、小物まで手を抜かずにいたいですね♪